ようじょのおえかきちょう

ふぇぇ お医者さんにペン持ったらダメっていわれた〜〜

高校も大学も行ってないけど入院します

2年間の専攻科課程を卒業し、7年間にわたる長い高専生活を終えました。ちなみに、専攻科は卒業ではなく修了らしい? 知らんな。

学校への要望は授業アンケート等に書いたり納得したり諦めたりして解決済みなので、このエントリにそういうことは書きません。

本科課程についてはこの記事が詳しいぞ yamasy1549.hateblo.jp yamasy1549.hateblo.jp

専攻科について

授業

自分の通っていた専攻科では、本科の機械+電気情報と都市+建築がそれぞれひとつの専攻に合併されています。そのため、本科で専門としてきた分野とは違う分野の授業もそこそこあります。素人も受ける授業なので、内容はそこそこ基本的なものです。こんなときでもないと他分野の基礎を知れないので良い機会でした。ただし、興味がないとさっぱりついていけず、単位を取るための苦行になります。

一応単位制をとっていますがあまり選択肢はなく、だいたいみんな似た授業を受けています。そもそも専攻科にかけるコストが小さそうな印象があります。

研究

基本的には本科のとき所属していた研究室に引き続き所属します。たまに変える人もいます。明文化されていないのですが、学会なり研究会なりで原稿を書いて発表するのがノルマになっているそうです。

自分の場合は少しイレギュラーで、もともとの指導教員が他大学へ移ってしまったので、他大学の指導教員(1)に全ての面倒を見てもらいつつ高専の指導教員(2)に研究計画を出して単位をもらっていました。単純に指導教員チェックの時間が2倍必要だったり、ボランティアで見てくれている指導教員(1)に応えたかったので多少精神に負担をかけて頑張ったり、バタバタすることもありましたが、所属が変わっても指導を続けてくれた指導教員(1)と分野が違うにもかかわらず卒業させてくれた指導教員(2)には頭が上がりません。

専攻科在学中は主著で国際会議にaccepted/rejected各1つ(レベルのほどは聞かないでください……)、国内学会に2つ、研究会に1つ出しました。1年目の夏にはIBMの東京基礎研究所へインターンシップに行かせてもらいました。2ヶ月という期間はかなり短くて成果もあまりなかったのですが、少しは研究適性があるかもしれないと気づけたのは大きな収穫でした。ここでメンターが所見に書いてくれた「少なくとも修士まで進まれることを望みます」というメッセージが院進の決め手だったりします。

得たもの、あるいは成長したこと

興味のある話をできる相手が身近におらず、毎日「院に行けばラクになる」と唱え続けた2年間でした。忍耐力は多少ついたと思います。1つ上の先輩が1人いて、後輩はいなくて、最後の1年は研究室に所属している学生が自分だけという状態でした。一応指導教員(1)の大学のゼミ生と交流はありましたが、卒業後も研究をやりたいわけではなさそうだったのでノーカンです。指導教員(1)以外に研究の話をしたり進捗を煽ったりする仲間がいなくて本当につらかったです。よく卒業できたと思います。

あとはデバフ状態から回復するためのリハビリとして少しずつ人間との会話をやっていました。全く喋れなくなった2年前よりは断然喋れるようになったと思います

あれ? 忍耐力とか社交性って別に専攻科じゃなくても得られたんじゃね? う〜ん……

進路

タイトル通りトーカイチホーにある大学院に行きます。せっかく入学できたのだし、行けるところまで行きたいので博士まで行きたいねって言ってます。数年後のやましーさんにご期待ください。院でもテキストとか性格とか感情とかそういう感じのことをする予定です。たのしみですね。学会等でまたお会いするであろう方は、今後ともぜひお手柔らかにおねがいします :pray:

院を出たあとは不安しかありません。俺は興味が生かせる研究をしたいし子供を生み育てもしたい、しかしどっちも全力でやるには身体が足りなすぎる。

おわりに

こいつ何も成長してないな?

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