簡易バ美肉をした記録
バ美肉って呼んでいいのかわからないんですが、とにかく、前々から気になっていた「かわいいアバターで通話する」をやってみました。そこそこ簡単にできてたのしかったです。
ツール
ぼくは普通に一般人です。誤家庭の床から機材がいっぱい生えてるタイプの逸般人じゃないので、特にそういう専用のカメラとかは持ってないです。あるのはAndroidのスマホとmacOSのPCだけ。ということで、
① REALITY - アバターを作って動かす
VTuberのための配信アプリです。ちょっと前に聞いたことがあって、今回使えそうだなと思って採用しました。配信するつもりはないので、プレビュー機能(?)だけを使います。
まずはアバターを作ります。この時点でリアルタイムに頭・目・口を動かせるので楽しいです。目は片目ずつウインクできるし、口はにっこり・ア・イ・オくらいならできます。眼鏡をかけていても大丈夫。背景はGBとかBBにしておきます。素材感たまらないですね。
アバターができたら、フッターの赤い配信ボタンを押します。押してもまだ配信はされないので大丈夫です。
以降は、この配信プレビュー画面(?)みたいな画面をキャプチャしていきます。下に出てるボタン群は、画面の適当な場所をタップすると消えてくれます。この子かわいいですね。ぼくもこんなにかわいく生まれたかった。もう鏡を見れない
② ApowerMirror - スマホ画面をPC画面にミラーリングする
スマホとPCそれぞれにインストールします。スマホ-PC間の接続は、Wi-FiとUSBが選べます。
下の画像は、PC画面のようすです。スマホっぽい枠とロゴが入ってなんともダサい。最初はこのウィンドウごとDiscordで配信してたんですが、やっぱりダサいなぁと思っていたところ、次に紹介するOBSの存在を教えてもらいました。
③ OBS - 背景をいい感じにする
ApowerMirrorの枠を消して背景をつけます。
まず、配信画面にアバターを表示します。ソース > ウィンドウキャプチャ
で [ApowerMirror] ApowersoftMirror
を選択します。この時点でなんでかロゴが消えてくれててうれしい。ロゴだけは別ウィンドウで、上から重ねてる扱いなのかな?
次に枠を消します。いまのソースを右クリックして出てくるメニューの フィルタ
から、エフェクトフィルタ > + > クロップ/パッド
を追加し、枠をうまくクリッピングできる値に調整します。
次はクロマキー処理です。先ほどと同様に エフェクトフィルタ > + > クロマキー
を追加して、色キーの種類や類似性の値をいじります。類似性の値が適切でないと、髪の毛に緑の苔が生えたりします。
枠を消してクロマキー処理を終えたところです。赤枠をいじって好みの配置・大きさにします。
最後に背景を追加します。ソース > 画像
から好きな画像を選びます。後から追加されたソースが上に重なるようになっているので、適当に調整します。他には任意のテキストなんかも入れられます。んまっかわいい! 一連の画像をキャプチャするにあたって本人が柄にもなくウインクしたり頑張ってるのうわキツ……応援ください!
④ Discord - 配信する
OBSの画面を右クリックすると出てくる ウィンドウプロジェクター
のウィンドウをDiscordで配信します。
左が本人をうつしているスマホ、右がPC側のApowerMirror、中央がDiscordのLive画面です。本人-スマホ間はズレが1秒未満ですが、OBSを挟んでDiscordのLive画面を見ると2秒くらいズレてますね。しゃーない